いっぱいありすぎて逆に困る!?3DCADの選び方

こんにちは!山城です。

今回は3DCADについて考察したいと思います。
最近MAKERムーヴメントなどもありソフトウェアもかなり充実してきました。
そこで手を出したけどなかなかうまくいかないというのが3DCADではないでしょうか。
そこで金属加工業界に身をおく人間の視点からオススメの3DCADを紹介していきます。
最初に断っておきますが私はAUTODESKさんの中の人でもなければ回し者でもありません。

今回は、CADの入門から入ってその後展開していきたい人向けに書いてみました!

1.使い方を考えよう。
さて、CADを選ぶに当たってまずは自分がどんな目的でCADを使おうと思っているのか明確にしましょう。
それによって最適なCADも変わってくるからです。
直感的に操作できるものが良いのか、ある程度正確に形状を作れるものが良いのか、難しくても本格的な機能が備わっているものが良いのか、等々です。

2.世の中に出回っているCAD
では簡単に世の中に出回っているCADを紹介していきましょう。私のオススメは最後に紹介します!

Designsparkmechanical
フリーのCAD業界では後で紹介する123Dかこれかというぐらいに有名なCADですね。もちろん無償で、簡単な操作で本格的な設計ができます。またフリーのCAD界隈をリードしてきただけあって解説が豊富です。
難点はアセンブリに弱いのと、読み込めないファイルがあるということでしょうか。

123D
AUTODESK社が提供する直感的な操作が可能な3DCADです。あまり使ったことはないのですが、紙粘土でものを作るような感覚で造形ができるようです。弱点は機械的な設計にあまり強くないところでしょうか。

FUSION360
私も使っている3DCADです。最近日本語化されだいぶ使いやすくなってきました。

3.オススメのCAD
簡単に紹介しましたが、私のオススメはFUSION360です。
では、FUSION360の優れた点を紹介していきます。

・ヒストリー形式のCADである。
ヒストリー形式とは、作業した履歴が残るCADです。ほとんどの3DCADはまず平面に図形を描き、そこから押し出しや回転といった編集をして3次元形状を作っていきます。
FUSION360は、平面上に描いた図形や3次元的に編集した履歴が残るので、どこでどんな作業をしたか常に確認でき、必要があればある程度削除や修正が可能です。

・中間ファイルが開ける
3DCADに慣れてくるといろいろなところからデータを拾ってきて編集したり、自分で設計したものに組み込んだりしたくなってきます。
FUSION360はSTEPやIGESといった代表的な中間ファイルを開いて編集することができます。
他の多くのフリーの3DCADでは、中間ファイルが開けなかったり開けてもデータが編集できなかったりとトラブルが発生することが多いです。

・本格的なアセンブリ(組み立て)ができる
FUSION360では複数の部品を一つのファイル内で同時に扱うことができ、本格的なアセンブリ(組み立て)まで可能です。
部品同士を組み合わせて動作を確認したり、干渉をチェックしたりできます。

・デメリットは?
FUSION360は最近日本語化したこともあって、日本語ユーザーへの対応が不完全なところがあります。メニューの一部に英語が残っていることもあり、不便を感じることもあるでしょう。
また、英語の解説動画は非常に充実しているのですが、日本語では、解説しているブログが少しずつ増えてきているという段階です。

私のオススメはFUSION360ですが、ぜひ自分に合った3DCADを見つけてモデリングからものづくりにチャレンジしてみてください!